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会長挨拶

形状記憶合金協会会長
山内 清

 夢の新素材として一世を風靡した応用開発黎明期とその後の淘汰を経て30余年、形状記憶合金は家電、通信、医療など幅広い分野に浸透し、シャワーバルブ、メガネフレーム、ガイドワイヤーなどの多くは市場の高い評価を受けるに及んでいます。

 当協会前身の形状記憶合金研究組合(通称ASMA)は、通産省(現;経産省)の産業活性化技術研究開発制度に基づき、国内合金メーカ5社(古河電気工業、大同特殊鋼、NECトーキン、三菱マテリアル、住友特殊金属、同和鉱業)によって1983年に設立されました。その活動は合金の工業化研究、岩石破砕器応用などの受託研究と供に普及・啓蒙、用途開発支援に至り、工業技術院のみならず関連業界からも高い評価を受けてきました。1993年、当協会は研究組合解散後の発展的継承団体、新生ASMAとして新たに関係の企業並びに個人の加入を得てスタートし、より一層の合金実用化に力を注いで来ています。

 形状記憶合金は論文ヒットマシンとも云われ、これまで多くの研究者や博士を生み育んできました。当協会の構成は研究者、開発者あるいは事業家など様々ですが、合金への愛着では共通しています。

 みなさまの当協会へのご支援ご指導と同時に何卒のご賛同、よろしくお願いいたします。



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